子どもの頃大好きだった絵本の1つが「だいふくもち」です。
でも、この絵本については実は作品名も作者名もわからなくなっていました。
2019年夏に開催された「せなけいこ展」へ行った際、そこの図書室でこの絵本をみつけようやく名前がわかったのでした。
今まで3か所の保育園で働きましたが、この絵本を見かけたことはありません。
しゃべる大福がとっても美味しそうなのにな~
2年前の夏に実家へ行くと「文藝春秋」がリビングにポンと置いてあり、なにげなくパラパラ見ると、【「た」という絵本を創った。田島征三 】という記事が掲載されていて驚きました。田島征三さんの絵本は、芸術ぶった子ども忘れの絵本、などと批判されることも多いそう。濁色で描かれたものが多いし、私の好む発色が綺麗なものではないけど、「だいふくもち」は不思議と静かに心に残っている作品です。