筒井頼子/作 林明子/絵 1976年発行 2016年第138刷 福音館書店
子どもの頃この絵本が家にあり、何度も繰り返し読みました。
絵の印象は心の襞にしっかりときざまれています。
いつのまにか家からなくなり、(母が知人に絵本をごっそりあげたようです)存在を忘れていましたが数年前メルカリで再会して思わず懐かしくて購入しました。
(メルカリ歴はけっこうあって、出品者レベル6をいただいてます(^-^))
主人公の女の子が百円玉を2枚にぎりしめ、途中で転んでしまった膝の痛そうなことや、お店のおばさんになかなか気がついてもらえなくてハラハラドキドキしたこともはっきりと思い出します。
絵本の力はすごい!! 半世紀以上生きている私の心にこんなに根付いているなんて・・・
メルカリで購入後数年してふと立ち寄ったブックオフの絵本コーナーにたくさん並んでいるのを見た時は、複雑な気持ちになりましたが。
そして・・・今年のはなし。
勤め先の保育園の2歳の子が、この絵本をとっても気に入り何度も読んでと言ってきます。そのうちにつたないながら1人読みをする姿もみられました。
林明子さんの絵ってどうしてこんなにやさしくて、印象的なんでしょうね。
正真正銘のロングセラーです!!
林明子さんの他の作品で「おつきさまこんばんは」や「きゅっきゅっきゅっ」も子どもたちに大人気ですよ~✨✨✨