なぜ自分の性格はこうなったんだろう、と思ったことはありますか?
同じ両親、同じ家に育っても兄弟姉妹は違う性格となって成長することが多いでしょう。
子どもについていろいろ調べていて、アメリカの精神科医トマスとチェスの「ニューヨーク縦断研究」を知りました。
それによると、生後まもなくみられる気質を次のように分類したそうです。
①扱いやすい子 約40%
環境の変化に慣れやすく、生理的リズムが安定し機嫌がよい
②出だしの遅い子 約15%
環境の変化には慣れにくいが反応は穏やかで、活動性は低い
③気難しい子 約10%
環境の変化に慣れにくく、生理的リズムが不規則で、反応が強い
残りの35%はミックス
気難しい子はディフィカルトチャイルドともいわれます。
育てにくいタイプの子は、大人からすると関わりが簡単ではなく、様々な工夫が必要になるケースです。
生後まもなくみられる気質なので、育て方は関係ないでしょう。
生後間もなく見られる気質に加えて、どんな人間関係のなかで育ったのか、によって性格はつくられていくのですかね。