milimiliukuleleのブログ

ウクレレ♫と絵本とソーイング、子育てなどのつれづれ

真田広之さんと滝沢馬琴

旧ブログで2021年1月「南総里見八犬伝について」を書いたので今回はその内容とミックスの記事を書いてみました。

 

16日のニュースで俳優の真田広之さんがアメリカの賞を受賞したことを知りました。

私にとって初恋の人のような存在でした。

ちょうど十代の入り口の頃、映画「里見八犬伝」が公開され、町の映画館まで見に行き長いことうっとりしたことを覚えています。

顔立ちが本当に素敵です。

ずっと俳優を続けていらして、このたび栄えある賞を受賞されたこと本当におめでとうございます!

里見八犬伝」の元ネタは滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」ですね。

このこと以外特に興味はなかったのですが、たまたま「江戸後期の女性たち」を読んでいて詳しい解説があったので、ちょっとご紹介します。

 

南総里見八犬伝」は1841年に完成した滝沢馬琴が28年かけて書き上げた小説なんだそうです。

28年かけるって・・・情熱のかたまりです

 

この物語のキーパーソンとして2人の悪女が登場します。

映画でも船虫という名のとても怖い妖怪のような老婆が登場します。

船虫は4度夫を変えながら盗みや殺人などの悪行をつくし、何度か捕らえられながらもそのたびに逃げだす。

解説によると【その悪行は、当時の幕藩体制社会に流布されていた儒教倫理を逆用したもの、つまり女を抑圧する家父長制社会への無意識的な復讐と告発となっている。】

というとっても難しげなことが書かれています。

この「江戸後期の女性たち」を入手した目的は

只野真葛という人物について詳しく書かれていたからです。

(ただのまくず)は江戸後期の女性思想家です。

教科書などでみかけたことはありませんが。

1763年江戸に生まれ1825年仙台で63年の生涯をおえた人です。

この本の内容は私には難しくてついていけませんでしたが、興味がありましたらチャレンジしてみてください。

3年前にAmazonで1000円ほどで購入した本です。

 

Amazonリンクをはっていますが、アフリエイトはやっていません。

ご紹介に都合がいいので。

 

只野真葛については読みやすい物語も書かれています。

「葛の葉抄」永井路子

こちらはおもしろく読みやすいのでおすすめです✨