今週のお題「絵本」
今回のお題はどうしても書かねば!
なぜなら2年前に「絵本はドラマチック!!」というブログを書いていたからです。
テーマをしぼりすぎて続かなくなり、14記事、153アクセスで凍結。
今のブログではカテゴリーの1つとして復活✨ですがなかなか記事が書けていませんでした。お題にでたので、過去記事といろいろ織り交ぜて書いてみます。
こちらの写真は文庫版「未来のだるまちゃんへ」かこさとし著の表紙です。
6年ほど前にショッピングモール内の本屋さんをウロウロしていた時、平積みされたおすすめコーナーのような一角にこの本があり目に飛び込んできました。
すっかり忘れていたけど幼少期によく遊んだ友達と再会したような気持ちでした。
幼少期に読み込んだ絵本たちとはとうの昔にさよならしていて手元にはありませんでしたから。
この頃はまだ年齢的に?過去を振り返らない時期で昔の記憶はすっかり忘れていました。だるまちゃんを見てからいろいろと思い出しはじめました。
「だるまちゃんとかみなりちゃん」はいくつかのお気に入り絵本の中のひとつで、ひとり読み込んだ当時の情景とともに心の奥に沁みこんでいます。
でも子どもにとって作者がどんな人か、という関心はゼロでした。
ショッピングモールで文庫版「未来のだるまちゃんへ」を購入し一読してみると驚くことばかり!なにげなく読んでいた絵本の作者にこんなにも濃厚なライフヒストリーがあるとは・・・。
とにかくものすごい戦争前後の混乱期を生き抜き、精力的に学び働き活動した人のエキスがあのだるまちゃんやかみなりちゃんとなって私のところへやってきたんだなあと感動しました。
あらためてどんな経緯で絵本作家となったんだろうと興味を持ちました。
ライフヒストリーを読むと
キーパーソンはあんちゃんという人物だとわかります。
かこさとしさんが小学生時代に出会った少し年上の長屋仲間だそうです。
おそらく生来絵を描くのがうまい人。
プラス非の打ちどころのない子どものリーダーのようなタイプだったようです。
最初の絵のお師匠さんだと記してあります。
もう1人ページを割いて紹介している人物に
光君というお金持ちのお坊ちゃんが登場します。
当時は東京もまだのどかで、板橋にも「愛光舎」という牛乳会社の牧場がありました。そこの跡継ぎが同級生の光くんで、どういうわけか、僕と仲が良かった。
2年前の9月にたまたま埼京線の十条という駅に用事ができた時検索をたよりにゆかりの地を探してみたことがあります。
残暑厳しいなかグーグルマップをたよりに下の写真を撮ってきました。
残念ながらシャッターがしまっていました。
事前リサーチではもしかしたらパックの飲み物でも買えるかも!と思いましたが・・
あの頃だるまちゃんと友達になっていてよかった。
偉大なかこさとし先生ありがとう✨